皆さん、こんにちは。
ネオです。
ネオはきのこが大好き。今日は安く売っていたぶなしめじがありましたので、ひとパックたっぷり使って激ウマのパスタを作ります。
ぶなしめじは本しめじと違い、香りも味も「もうひとつ」な印象なのですが、いくつかのポイントを行うと、芳醇なきのこの旨みをまとったパスタを作ることができます。
さあ、作っていきましょう!
【材料】2人前
・ぶなしめじ 1パック
・乾燥ポルチーニ茸 二切れ
→ぬるま湯に浸けて20分ほど戻します
・料理酒 15ml
・醤油 大さじ1
・にんにく 2房
・唐辛子 1個
→今日は鷹の爪、タネは外しました。
・パスタ 200グラム
・オリーブオイル 50ml
・オリーブオイル 小さじ1×2杯
・塩 水1リットルに対して13グラム
以上です。
まずはポルチーニ茸を乾燥状態からふやかします。調理に入る前に最初にやっておくと、使う時にちょうどよくだし汁が出ます。
今日のメイン素材。しめじはたっぷり使います。
パスタはなんとセタロ!
セタロは、イタリアナポリの少し南の工場で作られる「完全手作り」のパスタ。何ともかわいい袋は「ハトメ」で閉じられており、それも人がひとつひとつ留めています。
不揃いなのは手作りの証。
今はほぼ唯一と言っていい、自然の風で乾燥された手作りパスタ。一般のパスタより高価ですが、今日は濃厚なきのこの旨みあふれるソース、厳選されたデュラム小麦に吸わせて楽しんでみます。
ぶなしめじは、大きめに手で割いていきます。いしづきを取ってください。
オリーブオイルで炒めていきます。
塩をひとつまみ。水分を出すためです。
中火くらいで結構焦がし気味でもいいですよ。
おっと。忘れてた。
こちらは料理用(笑)
ぶなしめじが焦げてきたら、入れてください。
飛び散るのでご注意を。
このくらいの色めで火を止めてください。
旨みたっぷりのソースになります。
しめじだけを一度フライパンから上げてください。フライパンの焦げはそのまま使います。
フライパンが冷めてからオリーブオイルを注ぎます。
いつも通り冷えた状態からにんにくに火入れしていきます。きのこの旨みを残したフライパンです。
今日の主役!ブラウン旨みモンスター。
にんにくに塩をひとつまみ。
今日は鷹の爪。タネは取り出しました。
にんにくがブラウンになったら、ポルチーニ茸のだし汁を加えます。だいたいオリーブオイルと同量でOKです。
この時点でいい香りです。焦がさないように煮込む感じで。
先程のぶなしめじを戻します。
あと少しですよ。
最後に醤油を回しかけて…、
ぐるぐるよく混ぜたらソースは完成です!
ソースは一度火を止めてOKです。パスタの茹で上がりを待ちます。
若干の茹で湯が入ってもいいです。
ひたすらぐるぐるかき回して、少し火を入れました。中火で短い時間で加熱します。
完全に混ざりました。乳化も進みとろーりソースがいい感じです。
火を止めてから仕上げ用のオリーブオイルを回しかけて、
ゴムベラで最後の具までこそいだら、
飾りつけて完成です!
糸唐辛子と白ゴマをかけました。
ぶなしめじを醤油とにんにくで焼いた香りが抜群です!
今日はセタロの1.6mm。デュラム小麦の風味が強く、パスタだけでも美味しくいただけます!もっちりしていてコシがある茹で上がり。
太さもちょうどよく、今日の濃厚きのこソースにとても合い絡みます。
焼いたぶなしめじとポルチーニの戻し汁が、深いコクを生み出していて、塩味ではなく「濃厚な旨み」で食べるパスタとなっています。
きのこは上手に調理すると「旨みモンスター」と化して、濃厚でコク深い味を生み出します。
いかがだったでしょうか?
お安く買えるぶなしめじをたっぷり使ったパスタ。少しの旨み補強で最高のパスタになります。
きのこ好きなら、ぜひレパートリーに加えてくださいね。