皆さん、こんにちは。
ネオです。
今日のテーマは「絶対に失敗しないカルボナーラ」「絶対失敗しないカルボナーラ」です!
「とっても濃厚なカルボナーラ」が食べたくなり、久しぶりに作ることにしました。
卵が固まりやすく難しいと言われるカルボナーラですが、ネオの3ステップ調理法なら絶対に失敗しません。
たくさん書いてますが、写真を見るだけでも分かるくらい簡単です!
とは言え。
こちらの3ステップレシピは、プロの方も行なっている本格的なカルボナーラレシピなんです。
ただしプロの方は、ほぼ全て同時進行します。
ネオのレシピは工程を分解しただけ。
カルボナーラは「ゆっくりあわてず順番に」です。
チーズと卵、生クリームをたっぷり使いレビューしてまいります!
※今回はにんにくと玉ねぎを入れないレシピにしました。
カルボナーラを失敗しないための3ステップは「順番に」あわてず行います。
1.ボウルで「卵チーズソース」を作る(火を使いません)
・・・ステップ①
2.フライパンに「ベーコンオイルソース」を作る
・・・ステップ②
そして、1と2が終わってから一呼吸ついて③を始めます。
3. お鍋でパスタを茹で始めます。
・・・ステップ③
パスタが茹で上がったら、
1「卵チーズソース」
2「ベーコンオイルソース」
3「茹で上がりパスタ」
を混ぜて完成!
となります。
★ステップの中での大きなポイントは「混ぜる前に少し冷ます」ことだけ。
さあ、幸せのカルボナーラトリップに出発!
【材料】(2人前)
・パスタ 200グラム
お好きなパスタを。今日はリングイネです。
・オリーブオイル 15cc
ベーコンから脂が出ますので、控えめで大丈夫。
・ベーコン 50〜70グラム
こちらもお好きなだけどうぞ
・卵 卵黄3個 全卵1個
好みが分かれますが、全て卵黄でも大丈夫です。かなりもったりしますが、茹で汁で調整できます。
・チーズ 100〜120グラム(もしくは粉チーズ)
たっぷり使って下さいね。できれば粉チーズではなく、削りたての香りを楽しんで。
・生クリーム 100cc
牛乳と生クリーム半々(50ccずつ)でも大丈夫です。今回はテーマが濃厚なので生クリームだけ。
今回は乳脂肪分40パーセントの濃いものを使いました(30パーセント以上だと、かなりもったりします。牛乳との割合で調整してくださいね)
・黒胡椒 適量
・イタリアンパセリ 飾り付け用(無くても可)
・塩 お湯2リットル時10〜15グラム
今回お塩はパスタを茹でるためだけに使います。今回はベーコンからの塩気だけで味が決まるので、ソースには入れなくて大丈夫です。
ステップ①
卵チーズソースを作ります。
少し贅沢ですが、グラナパダーノを2種類使いましょう。なければ粉チーズで大丈夫ですよ。
たくさん使ってくださいね。
新しく買ったこの子でガリガリ削ります。
ガリガリ。
ふぅ。この二倍くらい使いましょう。
先に「卵チーズソース」をボウルで作ります。
写真の白身は使いません。お菓子でも作ろっかな。
チーズ、卵、黒胡椒、生クリームを入れ、ダマにならないように良くかき混ぜます。
ゴムベラで混ぜます。
まぜまぜ…。まだまだ。
このくらいかな。
これでステップ①の卵チーズソース完成です。
まだパスタは茹でなくて大丈夫です。
ステップ②
ベーコンオイルソースを作ります。
ここからはフライパンで作りましょう。
ベーコンは短冊、拍子切りに。
オリーブオイルは少し少なめで大丈夫です。
ベーコンから美味しい脂がでますので。
カリカリではなく「カリカリ手前」まで良く炒めます。途中ベーコンをトングで押し付け、脂を良く出して下さい(トングでちぎらないように笑)
ここ重要です。フライパンの焦げこそ旨味!!なので、水20ccを入れてジュウーと言わせ、ゴムベラなどでこそぎ落とします。
イタリアンではこの焦げの旨味をこそぎ落とすことを「デグラッセ」と言うそうで、すごく大切な工程としています。
ステップ②、フライパン側のベーコンオイルソース完成!
多少の水気を残して火を止めてしまってオーケーです。
ステップ③
さあ、パスタを茹でましょう!お好きなパスタで。
個人的には、濃厚なクリームソースには1.7ミリ以上を合わせるのですが、絡み過ぎる場合もありますので、細いパスタでも作ってみたいですね。
ここまで出来て、初めてパスタを茹でましょう!
鍋が小さい(笑)
ねじ込む図(笑)
パスタが茹で上がるまでしばし待機!
いつもの図(笑)
茹で上がりパスタをいれて、ベーコンオイルソースと良く混ぜて下さい。火加減は弱火から中火です。
また、茹で汁を少し入れて、たくさんぐるぐるして、オリーブオイルと茹で汁を混ぜてください。
そろそろフライパンがパチパチといってきましたか?
次の工程がとても大事なんです。
★最も大切なポイントです!★
パスタとベーコンオイルソースがよく混ざったら、火から下ろし一度フライパンの底を冷まします。
ボウルに張ったお水でもいいですが、私はいつも濡れ布巾の上でじゅー!として、フライパンの底が触れるくらいの温度にします。
次の工程で卵チーズソースをフライパンに入れるのですが、フライパンを冷やさないと、ソースをフライパンに入れた瞬間に親子丼状態、もしくはスクランブルエッグになってしまいます(約80度で卵は固まります)
フライパンの底がギリギリ指で触れるくらいに冷めたら、卵チーズソースを入れます。ゴムベラで残さずにこそいでください。
最後の工程です。
★必ずチーズソースを入れてから、火をつけます。
弱火で温め始めます。必ずぐるぐるし続けて下さい(慣れたら弱火〜中火でもいいですよ)
ゆるーいソースがだんだんと粘度を帯びてきます。
フライパンの周囲に卵が固まり始めて少しまとわりつき始めたら、「少し早いかな?」というタイミングで思い切って火を止めて下さい。
フライパンの余熱で卵が固まり続けるからです。
(ここでまた濡れ布巾でジューとやっても、熱が入るのは止められますよ)
早めにあげたなら、後から再度余熱してなんとかなりますが、遅くなって固まったら取り返しがつかなくなります。。
そしてさあ!
黒胡椒をたっぷりかけ、イタリアンパセリを盛り付けたら…、
完成です!!
まるでパンプキンプリンのような濃厚なオレンジ卵黄色。
とろーりチーズソースと、ベーコンオイルの香りが最高!!
卵黄をたっぷり使ったので、艶が美しい。
とても濃厚なソースで、コクが半端ない!!
もっちりと茹で上がった太めのリングイネに絡みまくります。美味しーーい!
カルボナーラを作るポイントは「慌てずひとつずつ」です。
①ボウルの卵チーズソース
②フライパンのベーコンオイルソース
③それからパスタを茹でて、混ぜる
簡単でしょ?
同時にしなくていいんです。
「ゆっくりのんびり慌てない」の簡単で失敗しない、みんなの幸せの味、濃厚絶品カルボナーラを作ってみて下さい。